本学会での基調講演は、第一言語習得が多いですが、第二言語習得、バイリンガリズム、言語類型論などの研究者もいますし、また心理学者、言語学者が半々、さらに言語学的アプローチでは生成系、機能主義系を含め、多様な顔ぶれになっています。実際に学会で発表される論文も、言語学、心理学、会話分析、脳科学など、多様な分野からの言語科学へのアプローチがみられます。このことは本会のめざす、「学際性」を反映していると自負しています。言語に関わる複雑な現象を理解するためには、様々な領域からの接近が必要になることは言を待たず、その場を確保することが本会の目的のひとつとなっています。
もうひとつ本会の目指す特長は「国際性」です。既存の日本の学会の多くは国内研究者の発表の場として、また海外の著名学者の招待講演を聞く場として機能している場合が多いようで、もちろんそれも重要なのですが、本会ではさらに、年次大会を言語科学研究に関する国際的な発表、議論の場としてとらえ、双方向的な国際的学会を目指しています。
(一部抜粋:全文は左にある「会長からの挨拶」を押すと読むことができます。)
白井恭弘